そんな風に。

最近集中力が戻りつつあるので、制作をはじめている。
集中力が欠けている時は、色んなものをしっかり捉えることができず、すべての風景が同じようにつまらなく見えていたりしたんだけど、集中力が戻り始めるとカメラのピントが合うように、あちこちに電線を張り巡らせてピントが合いまくり、日常がおもしろくなってくる。



そうそう、妊娠する前ってこんな感じだったよね〜!
といった感じ。
1度集中力を失ったことで、なぜ集中力がなくなるのか、どんな栄養が欠けると集中できなくなるかとかも色々調べたので、逆にプラスになってる!
失うことって、ほんと多くのことを得ることだよなー。




一つのドアが閉まると、
別のドアが開く。しかし、
私たちは閉まってしまったドアを
ずっと後悔して見つめているので
私たちのために新しいドアが
すでに開いていることに気づかない。




この名言好きなんだけど、まさにそんな感じ。
何かを失ったり、失敗したりした時によく思い出すんだよねー。
だって本当に必ず、そうなんだもん。




ま、そんな感じでやっぱし絵を描くのは楽しいよ〜!
でもこれ子供が産まれたらできるのかな??
とちょっと心配ですが、ま、その時考えましょー。




なんかこの土地の暮らしにも慣れて来たのか、今すごく制作がやりやすい。
昼間1人だからってのはやっぱ大きいけど。
最初は正直刺激がぜんぜんなくて、ここに住んでアートやって行けるんだろうかって心配だったりもしたけど、妊娠することでアートの世界を少し客観的に見ることができる状況になったことや、時間ができたこと、何かの渦?から離れられたことで、意味わからん毒気がとれてきた感じ。




間近で見てるとすごい速度でぐるんぐるん回る刺激的な世界があって、それがあたかもそれしかなく、すばらしく見えたりするけど、ずーーと距離を置くと、それはとても小さな塊で回ってて、しかも無数にスパイラルは存在するんだよね。
その中で、お金とか名誉とか名声とか、なんだか意味わからんもんが入り組んでたりしてさ。
なんだか嫌だ、何だか違うって思ってるけどずっと遠くへ行かないと見えてこなくなる。




本質的に自分がやりたいことって何だったんだかなー?ってわかんなくなる。
でも必死でその芯を持ちながら生きて行くわけだけど、そういう毒から遠く離れた所へ来て、今すっごく気持ちよく疑問を持たずに絵を描けている。
灰汁だとか毒に執着しなくていい。
今こそ、ほんとに血が通った作品が作りたいなぁ、お腹で子供を育てるように、そんな風にって思うんだよね。





本日はそぼろごはん♪


この大根の煮物かなりツボだわ。