「感動する人」





ちょうど旅行に出る朝に、知り合いからメールをもらいました。
東京新聞にでっかく載ってるね!って。
そんでコンビニに買いに行ったら、ほんとにカラーででっかく載ってた(笑)
しかも、Yumi Ohtaのサインが特に(笑)
デザフェスありがとう。
東京新聞さんありがとう。
なんだかさい先いいスタートとなったのでした。




今日は、年末に滋賀で描いた、ちょこっとバスのペイントを消す日だったみたい。
WINTER仕様なので、3月末には消すという期限つきのバスペイントでした。
消えるってのもおもしろいよね!
また、夏仕様はいかがでしょう?(笑)
いつでも描きまっせ♪




毋からメールが来てて、毋も消すのを手伝いに行ってくれたみたい。
他に手伝いに来てくださってた方が、かわいい絵だから消すのがもったいないなぁ…って言ってくださったみたいで、毋も嬉しそうでした。
わたしもそれを聞いて嬉しいです^^




新聞の画像も写メで送ったら、喜んでくれて、「由美の絵を見て感動する人はいっぱいいるから!」ってメールをくれました。

「感動する人」

その事について最近ずっと考えてた。




結局ね、自分が突き詰めてしたいことって、誰かに認められることよりも、人の心を動かすことだった。
絵が売れることや、有名になることも、人の心を動かすための道具のひとつにはなるけど、それは道具でしかなくて本質ではない。
ブランドではあるけど、心の襞には触れない。
絵画の世界って、ほとんどがそのブランドで動いてるから、ブランドによって価値を見い出す人がやっぱり大半なのだけど、結局何年もの時を経て、残っているものって心の襞に触れるものなんだよね。




身体の中にずっとずっと「なんだかちがう」っていうプレートみたいのが最近いっぱい入ってて気持ち悪かった。



「なんだかちがう」
「なんだかちがう」
「なんだかちがう」
「なんだかちがう」
「なんだかちがう」
「なんだかちがう」
「なんだかちがう」
「なんだかちがう」



突然話は飛ぶが、WBCの最後の韓国戦で、イチローがヒットを打った後、盗塁もしたんだよね、あの時解説者が「こうなるともう、好き勝手やってるように見えますね」と言ったんだけど、それが忘れられなくて。




その「好き勝手」が大事なんだよね。
それがアーティストにとって一番大事なんだよね。




もうダメなのかなぁ
とかわたしだって思う時もあるんですよ。
ぜんぜん、わけわかんね、一体自分、何がしたいんだろ?
もうやめちゃおうかな、とか思うわけですよ、人間だし。
そういう葛藤がここんとこほんとにあって。




でもマンガとか、めちゃくちゃ書けるの!(笑)
もうすぐ100話に突入。
そういうパワーはあるの、だからまた一皮向いて、「好き勝手」することにした。
絵を描くことは楽しいのに、その他のことがほんとに嫌になってしまっていた。
だけど自分が自分になることじゃん!
とか思って描きはじめたら楽しくって。
今わたしの携帯の待ち受けは「我がまま」と「適当」ってコトバだからね(笑)
これがまた効くんだわ。
自分にもっとも足りてないとこだった。




しばらくはただ描くだけの生活がしたい。
発表は控え目に。
納得いったらドバっと出そう。
つっても6月展示あるんだけどね(笑)




そんなこんなで、毋のいう、「感動する人」ってコトバが心にグッときた。
きっと、こういうメッセージがあるからやっていける。
応援してくれる人がいることが自分を支えている。




ありがとう。