絵描きはおもしろい。





今日は出来上がったDMを配りついでに、高円人展を見に行ってきました。
声をかけてもらったりしたこともあったんだけど、まだ出たことはなく、見に行ったのも今回が初めてだったけど、なかなか高円寺な味がでてておもしろかったですわ♪




よくよく考えると、イベントに出るばかりで、イベントを見るって随分やっていないのかもしれない!
やはり高円寺だからか何か、ハートトゥアートも彷佛させたよ。
ジャンルとか、経歴とか、見せ方とか、売り方とか、そういうものを取っ払った純粋に表現だけを見せたいというようなそういう意図が見受けられる。




だけど前はオブジェとかあっても、見るだけでおもしろいとかおもしろくないとかそういう感覚だったけど、最近はこれって何の説明もないな〜とか、そういうものをちょっと求めるようになってきたみたいで、なんか現代美術が侵食してきたのかな(笑)
たいした説明はなくてもいいんだけど、タイトルだけでもあるだけでより広い想像ができるよね。あと値段を明確にしてほしい。とか、最悪サインは書いておいて欲しいとか(笑)
やっぱもう昔の感覚じゃなくなってきたのかな、いつの間にか…。
純粋は純粋でいいんだけど、つーかわかるんだけど、もっとオープンにもっともっと自分を主張してもいいのに!とかいう感覚。




あとは、描いてる人が悩んだ度合いとか、どれくらい活動してそうとか、そういうのも前よりわかるようになってきた。
ま、当たってるかはわからんけど(笑)
やっぱ若い人(精神的に葛藤していない人、もしくは描き始めて年数が浅い人)が描いたものは若くて、長年葛藤してる人はそれがでてる。
絵って不思議だ。




あとは最近思うのは、よくいわれてるけど、いい絵が決して売れる絵ではない。
才能あるな、とか、これおもしろい!って思うものでも買いたいものと、買いたくないものが確実にある。
逆に、才能うんぬんじゃなくても買いたいものもあるし。
欲しいと思う絵が、かならず魅力的かといえばそういう訳でもない。
なんかその時、そんな気分なんだよね。
そんな、出会いなんだよ、と思う。
前にある人が言ってたけど、絵はたったひとりが強烈に気に入ればいいんだよ。
だって原物の絵は1枚しかないから。
だから別にみんなに気に入られる絵を描く必要はない。
これは極端な話で、「売る」とかを前提に含めた話だと思うけど。
恋とかと同じだよね、たったひとり、自分を理解してくれる人に出会えばいい。
八方美人にみんなにコビてモテなくてもいい。
自分を理解してもらうってことは、自分のまんまでいることだろうし。
八方美人よか、自分のまんまを貫く方のが、案外想像もしてないのに自分好みの人達にモテたりね。
そんなものだよね。
でもま、何よりも魅力と出会いと奇跡につきる!
そう思うとやっぱり絵描きはおもしろいよ。




肉じゃがを作りました♪
愛読書料理本の日々はつづく…