今までもこれからもずっと自由。





最近、バイト先で19歳の女の子と仲良しになった。
純粋で可愛いくって、年下の女の子はみんな可愛いらしく思えてキュッとしたくなる。
でもよくよく考えてみると、12歳も年が離れているではないか!?
てか、ひと回りってやつ?もしかして(笑)
まぁわたしにそんなことは全く関係ないが。




でも今日なにげなしに自分の年齢を相手に伝えたら、ものすごい仰天してしまった。
ま、そりゃ、同じ年の人に年を告げるのと、年上の人に年を告げるのと、19歳に年を告げるのとでは随分意味が違うだろう。
そしてその19歳は言った。




「自分とそんな変わらないのかと思ってた!」と。





おーーほほほほほほほほほほ。





じゃなくて、ま、そう言っていただけると有り難いですが。
まだ皺とかないしっ♡





ま、でも若い人は相手のことも若く見えるからね。
それで最近そういう人達と色々と話していると感じることがある。
なんというか、こう言わないと説明がつかないこと。





それは、もうちょっとしたら変化する。


それは、あと5年もしたらわかる。


それは、今は苦手でもきっとその先好きになる。





なんかわたしは、こういうことを自分が若い時いわれた時、舐められてるとかなり思ったものだ。
今のわたしだって精一杯わかってるし!
年とか関係ないし!
とか思ってた。
でもなんと、今の自分には12歳年下の人に対してこのような説明しかできないのだ。
でもこの精神状態を説明すると、





正直、今こそ年齢なんてまったく関係ないのである。
年齢によってもたらされる事柄や幸福、奇跡や不幸、そういうものがあるだけだ。
それをうまく説明できない。
まったく相手を舐めてるわけでも何でもなく。
年とっても全然魅力ない人も多くいるし、子供でも魅力的な人は多くいる。
ただ、事実としては年齢を経ることに、変化していくことや発見していくことが多くて、それがかなり嬉しいということ、前よりも多くの答えを持てること。
その答えを、うまく相手に伝えたいんだけど、12年のギャップの中で伝えきれない。
そこで、「それは、もうちょっとしたらわかる」とかいう言葉にするよかない!
もどかしい!
年なんてどうでもいいのに!
うまく伝わらないと、年若いだけでどこかの位置まで到達していない若輩者みたいな言い方に聞こえてしまう。
だけどそんなことは、まったくない。
逆に、19や20歳くらいで一生懸命色々考えてる子の魅力的なこと!




なんかすごく感じるけど、人間て年とればとる程、男は男に近くなり、女は女に近くなる。
でも10代から20代前半って、まだ両性が宿っててものすごいやわらかい考え方でみんな色々なことを真剣に話したりするんだよね。だから話しててめちゃおもしろい。
同級生くらいでも、頭が固まってしまった人と話すよかずっと。
ずっとずっと純粋にものを捉える。
しかもわたしのガキくさい「それってなんでだろ?」「それってどういう意味だろ?」という果てしない質問を一緒に真剣に考えてくれたりする。
だけどその間を埋められないため、まだうまく「その先はもうちょっと、いやもっともっと楽しいのよ」と言うのを伝えられない。もどかしい。同じ日本語なのに。





いくつだから、もうこんなことしてたら恥ずかしいとか。
いくつだから、始められないとか。
いくつだから、女だから、独身だから、





とか、どーでもいいし。
むしろそういうどうでもいいことから、自信を持って、解き放たれること自体が、年齢を重ねることではないだろうか。
今までもこれからもずっと自由。





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太田由美個展「ひとりたび」



2008.9.19(fri)〜9.23(tue)

11:00〜20:00(最終日17:00)

デザインフェスタギャラリーEAST101


http://www.designfesta.com