神様のボート。



大阪個展の、
滋賀から大阪のギャラリーに
通う間に読んだ本。
お客さんがいない時
ギャラリーにいる間にもずっと読んでいて
結局最後には江國ワールドに浸かっていた。



江國さんの作品の中では
そこまで面白いとは思わなかったけど
不思議と最終的には
ちょうど良いぬるさの
いい香りの入浴剤が入ったお風呂に
どっぷり浸かってしまって
心地良過ぎて抜け出せないみたいな
あの感じは何だろう?
何なんだろう?
何やねん?



やっぱりそういうのが
その作家の味というか、
色というか、
それがあるからついつい読んでしまう、
音楽なんかにも似てる。